福島・小高区の魅力が東京に集結!写真家・石田真澄氏が捉えた「おだかる」の世界、下北沢で3日間限定公開
福島県南相馬市小高区の魅力を発信する「おだかる展」が、2025年1月31日から2月2日まで東京・下北沢のBONUS TRACKで開催される。東日本大震災後、一度は無人となった小高区だが、現在は再生への道を歩み、若者や起業家の移住が増加している。この展示会では、小高区の再生と挑戦の精神を「おだかる」というキャッチコピーで表現し、地域の魅力を多角的に紹介する。
展示の目玉は、写真家・石田真澄氏による小高区の日常を切り取った作品群だ。石田氏は2024年12月に3日間小高区に滞在し、独自の視点で街の風景や人々の営みを撮影。あたたかな光に包まれた瞬間の数々が、来場者の心を捉えること間違いない。
会場では小高区の特産品も展示される。地元の魅力が凝縮されたクラフト商品や、発酵文化が息づく地酒など、小高の「おだかる」ライフスタイルを体感できる。これまでオンラインで展開されてきたプロモーションを、初めてリアル空間で表現する試みだ。
小高区は、阿武隈高地と太平洋に囲まれた自然豊かな地域で、年間を通じて過ごしやすい気候が特徴。また、5月には国の重要無形民俗文化財「相馬野馬追」が開催され、千年以上の歴史を持つ伝統行事が今も息づいている。
「おだかる展」を通じて、小高区の魅力や個性をより多くの人々に知ってもらうことが期待される。入場は無料で、11時から19時まで開催(最終日は18時まで)。東京にいながら、福島の魅力を肌で感じられる貴重な機会となりそうだ。詳細はポータルサイト「おだかる」(https://odakaru.jp/)で確認できる。
小高区の再生と挑戦の物語は、まさに進行形。この展示会を通じて、震災からの復興を超えた新たな魅力創出に取り組む小高区の姿が、多くの人々の心に刻まれることだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000116976.html