徳島の文化の森が変身!窓ガラスがアートキャンバスに!「てみるの時間」プレ事業で新たな表現の場が誕生
徳島県立近代美術館と二十一世紀館が、アートの新しい可能性を探る参加型事業「てみるの時間」の2024年度プレ事業として、「窓ガラスプロジェクト」を開催する。この取り組みは、文化施設の大きな窓ガラスを一時的にアーティストたちの表現の場として提供するもので、来場者に新鮮な芸術体験をもたらすことが期待されている。
プロジェクトは展示部門とパフォーマンス部門に分かれており、参加者は「窓ガラスを活かした表現」という条件のもと、自由な発想で作品を創作する。展示部門は2025年2月11日から3月9日まで開催され、1月28日からは制作過程も公開される。また、2月11日には特別な公開制作も予定されている。パフォーマンス部門は2月23日に行われ、窓ガラスを舞台にしたパフォーマンスが披露される。
本プロジェクトの魅力は、日常的に目にする窓ガラスが芸術作品の一部となり、鑑賞者の視点を変える点にある。展示部門には6組、パフォーマンス部門には2組のアーティストが参加し、文化の森の6つの会場で作品を展開する。入場は無料で、誰もが気軽にアートを楽しめる機会となっている。
さらに、関連イベントとして「みんなでおえかきワークショップ」も開催される。2月22日と23日に行われるこのワークショップでは、近代美術館ロビーの窓ガラスに「みらい」をテーマに絵を描くことができる。子どもから大人まで誰でも参加可能で、アートを通じて世代を超えた交流の場となることが期待される。
「てみるの時間」は2025年度から本格的にスタートする予定だが、このプレ事業を通じて、徳島から新しい表現が生まれる可能性を探っている。文化施設の新たな活用法を提案するこのプロジェクトは、アートの可能性を広げるとともに、地域の文化振興にも貢献することだろう。芸術愛好家はもちろん、普段美術館に足を運ばない人々にとっても、新鮮な体験となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000486.000100825.html