笑顔で乗り越える!「がん川柳コンテスト」開催中 - 五・七・五に込めた患者と家族の想い
がん患者とその家族の想いを五・七・五に込めた「がん川柳コンテスト」が開催中だ。このユニークな取り組みは、がん患者やその支援者が日頃の思いをユーモアたっぷりに表現し、同じ境遇の人々と心を通わせることを目的としている。
昨年度のコンテストでは、503通もの作品が寄せられ、その中から心温まる秀作が選ばれた。大賞に輝いた「家族との 色濃い日々は あの日から」は、がん診断後に家族との絆が深まった経験を見事に表現している。また、「がんになり 孫がよく来る 福反応」という特別賞作品は、病気になったことで孫との時間が増えたという意外な喜びを巧みに詠んでいる。
今年のコンテストは2月28日まで応募を受け付けている。大賞には1万円分のクーポンが贈られるほか、優秀賞や特別賞も用意されている。さらに、応募者全員にプレゼントが用意されているという太っ腹な企画だ。
このコンテストを主催しているのは、がんケアブランド「KISS MY LIFE」を運営するTOKIMEKU JAPAN社。同社の代表は自身の若年性がん闘病経験から、「誰もが人生の最後まで自分らしい生活をおくれる社会の実現」をビジョンに掲げている。
がん治療は身体的にも精神的にも大きな負担がかかるものだが、このような取り組みを通じて患者同士が励まし合い、時には笑い合うことで、少しでも前向きに治療に向き合えるきっかけになるかもしれない。川柳を通じて紡がれる患者と家族の想い、そしてそれを支える企業の姿勢に、医療の新しい可能性を感じさせられる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000020840.html