「笑顔にできる、笑顔になれる」第17回介護作文・フォトコンテストで感動の受賞作品が決定!
公益社団法人全国老人福祉施設協議会(全国老施協)が主催する「第17回介護作文・フォトコンテスト」の受賞作品が発表された。今回のコンテストには、全部門合わせて4,353点もの応募があり、介護に関する感動的な作品が数多く寄せられた。
コンテストは作文・エッセイ、フォト、キャッチフレーズ、手紙、似顔絵の5部門で構成され、各部門で優れた作品が選ばれた。特に注目を集めたのは、フォト部門の最優秀賞に輝いた和歌山県のsonoryuさんの作品「笑顔にできる、笑顔になれる。」だ。この写真は、介護の現場における温かな交流と、互いに笑顔を分かち合う瞬間を見事に捉えている。
作文・エッセイ部門では、一般の部で兵庫県の泉水悠来さんの「茨の道を照らす眼差し」が最優秀賞を受賞。高校生の部では香川県の合田さんの「これから介護を経験する私へ」が、中学生の部では兵庫県の田村さんの「祖母の手帳」がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。これらの作品は、介護に携わる人々の思いや、家族との絆を深く描き出している。
キャッチフレーズ部門では、和歌山県の田中さんの「不自由になっても、不幸せにはならなかった。」が最優秀賞を獲得。わずか40文字以内で、介護を通じて得られる新たな価値観や幸せを鮮やかに表現している。
今回のコンテストのメインテーマは「~みんなが想って、考えて、笑顔になる~」。受賞作品の多くが、このテーマに沿って介護の現場や家族との関わりの中で生まれる笑顔や感動を表現しており、読む人の心を温かくする。
全国老施協の大山知子会長は、「今回のコンテストを通じて、介護の素晴らしさや大切さを多くの方々に伝えることができた」とコメント。介護の現場で日々奮闘する人々や、家族を支える人々の姿が、これらの作品を通じて社会に広く共有されることが期待される。
受賞作品の詳細は、全国老施協のウェブサイトで公開されている。介護に関心のある方はもちろん、普段介護と関わりの少ない方々にも、ぜひ一度目を通してもらいたい感動的な作品ばかりだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000013001.html