ピカソの傑作『ヴォラール連作』全100点が箱根で初公開!ポーラ美術館で見逃せない展覧会


神奈川県箱根町のポーラ美術館で、パブロ・ピカソの版画芸術の最高傑作『ヴォラール連作』全100点が初公開されている。「新収蔵 ピカソ ヴォラール連作100」と題された本展は、2024年12月14日から2025年5月18日まで開催中だ。
『ヴォラール連作』は、20世紀を代表する芸術家ピカソが1930年代に制作した版画集。身体、神話、モデルと画家、過去の巨匠との対話、そして愛と暴力といったテーマを、版画技法を駆使して探求した作品群だ。この貴重な連作が、ポーラ美術館のコレクションに新たに加わった。
展示は前期と後期に分かれており、2025年2月26日までの前期と2月28日からの後期で、それぞれ異なる作品を鑑賞できる。また、2月23日には担当学芸員によるギャラリートークも予定されている。美術館を訪れる際は、ぜひチェックしておきたい。
さらに、同時期開催の企画展「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」では、ピカソの「青の時代」の名作《海辺の母子像》も展示中。常設展「ポーラ美術館コレクション選」でも、ピカソの他の作品を見ることができる。
ポーラ美術館は、印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションで知られる。ピカソの作品も充実しており、油彩画・水彩画・パステル画19点、版画の挿絵本・版画集9セットを所蔵。青年期から晩年までのピカソの画業を辿ることができる、国内有数のコレクションだ。
箱根の豊かな自然に囲まれた美術館で、ピカソの芸術の真髄に触れる。この機会を逃さず、ぜひポーラ美術館へ足を運んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000026617.html