相模原市で「ドラゴン」が出現!?伝統と現代アートが融合する小原宿本陣アートフェス開催


神奈川県相模原市の小原宿本陣で、ユニークなイベント「突然ドラゴン出現!小原宿本陣アートフェス」が2025年3月16日に開催される。このイベントは、地域の伝承とアートを融合させた新しい試みだ。
相模湖エリアは、「白蛇伝承」や「照手姫」など数多くの伝説が残る地域として知られている。今回のアートフェスは、これらの伝承を現代的な解釈で表現し、ドラゴンをテーマにした様々なアート作品や演目を楽しむことができる。
イベントの目玉は、県指定重要文化財である小原宿本陣を舞台にした「ドラゴン演芸場」だ。ここでは、地域の石から作られた絵の具で描かれた「小原龍絵画」の展示や、事前ワークショップで制作された「ドラゴンチェアー」が設置される。さらに、紙芝居、落語、パントマイムなどの公演も行われ、普段とは一味違う本陣の姿を楽しむことができる。
また、隣接する小原の郷では「小原の里の昔まつり」が同時開催。手作り雑貨の店やキッチンカーが並ぶマルシェ、昔遊びの体験コーナー、野外ライブなど、多彩なイベントが用意されている。
注目のワークショップとして、「ドラゴンチェアー」の制作がある。参加者は段ボールなどを使ってオリジナルの椅子を作り、それらを連結させて大きなドラゴンを作り出す。完成した椅子は、当日のドラゴン演芸場で実際に座って公演を楽しむことができる。
さらに、地元アーティストによる「小原龍絵画」の制作や、津久井産の木材を使ったバードコールづくりなど、地域の特色を生かしたワークショップも開催される。
このアートフェスは、伝統的な文化と現代アートの融合、そして地域の魅力を多角的に発信する新しい試みとして注目を集めている。相模湖エリアの豊かな伝承文化に触れながら、創造的なアート体験を楽しめる貴重な機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000427.000072959.html