戦国時代を駆け抜けた伝説の傾奇者・前田慶次の魅力が熊本に集結する。マンガ出版社・コアミックスが、原哲夫の人気作品『花の慶次 ー雲のかなたにー』の連載開始35周年を記念し、大規模な原画展を開催することを発表した。

「花の慶次 35周年記念展 ー前田慶次・熊本マンガアーツにて傾奇御免ー」と題された本展は、2025年2月27日から5月6日まで、熊本市中心部の大劇会館地下1階「熊本マンガアーツ」にて行われる。入場料は無料で、火曜日と水曜日（祝日を除く）が定休日となっている。

展示内容は充実しており、『花の慶次 ー雲のかなたにー』の原画50点に加え、『前田慶次 かぶき旅』の原画30点が展示される。さらに、物語の世界に入り込んだような感覚を味わえるフォトスポットも用意されるという。

マンガファンにとって見逃せないのが、会場で販売される関連グッズだ。マンガ出版社直営店舗ならではの商品として、ジクレー版画（超高密度の複製原画）や、マンガの生原稿を忠実に再現した複製原稿が販売される。さらに、自社開発のオリジナルグッズも多数用意されるとのこと。

特筆すべきは、1,000円以上の購入者に先着でプレゼントされる「花の慶次 お守り」だ。これは、前田慶次の供養塔がある山形県米沢市の堂森善光寺で祈祷済みという、ファンにとって垂涎の一品となっている。

会場となる「熊本マンガアーツ」は、マンガをテーマにしたアートギャラリーと劇場が併設された複合エンタメスポット。本展を通じて、来場者はマンガの創作プロセスやアートとしての価値を体感できるだろう。

戦国時代を豪快に生き抜いた前田慶次の世界観に浸れる貴重な機会。マンガファンはもちろん、歴史好きや芸術愛好家にとっても見逃せない展示会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000366.000124073.html