「第5回ツギクル小説大賞」結果発表！異世界ファンタジーと恋愛小説が大賞を受賞

2025/03/01

ウェブコンテンツポータルサイト「ツギクル」が主催する「第5回ツギクル小説大賞」の結果が発表された。今回は2024年11月5日から2025年1月6日までの応募期間中に寄せられた作品の中から、大賞2作品をはじめ、特別審査賞やAI審査賞など、計14作品が選出された。

大賞に輝いたのは、風見ゆうみ氏の「捨てられた第四王女は母国には戻らない」と、御峰。氏の「被虐待児の最強転生して優しい家族に囲まれ」の2作品。これらの作品は書籍化が決定し、賞金10万円が贈られる。

特別審査賞には、向原行人氏の「悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きていきます。私にしか使えない魔法で、モフモフたちとスローライフ」と、壱単位氏の「炎鬼将軍の隠れパフェ～最強武人を餌付けしたらふにゃふにゃに溶けちゃいました～」が選ばれた。

今回の特徴として、AIによる審査も実施され、「AI審査賞」と新設された「AIタイトル賞」にそれぞれ作品が選出された。これらの賞はアマゾンギフト券が贈られる。

ツギクル編集部のコメントによると、最終選考に残った6作品の中から、今後の活躍が期待される作品や作家を選出したという。異世界ファンタジーや恋愛小説など、多彩なジャンルの作品が受賞しており、読者の興味を引く内容となっている。

ツギクルは、誰でも無料でウェブ上の作品を発表・閲覧できるサービスで、小説大賞の開催やAI分析サービスなど、クリエイターの創作活動を支援している。今回の受賞作品は、ツギクルブックスやツギクルコミックスでの出版が進められる予定だ。

小説ファンにとって、新たな才能の発掘と、魅力的な作品との出会いの場となっているツギクル小説大賞。次回の開催も楽しみに待たれるところだ。