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障害のある作家の鮮やかな「おりがみ」アートが伊藤忠のSDGsスタジオに登場!多様性と共生を表現

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

東京・青山の「ITOCHU SDGs STUDIO」で、新たなアート・インスタレーション「ITOCHU SDGs STUDIO DOME」の第八弾が公開された。今回は、障害のある作家とのコラボレーションを手がけるクリエイティブカンパニー・ヘラルボニーとのタッグによる「おりがみ ~彩の環(いろどりのわ)~」がテーマだ。

注目を集めているのは、ヘラルボニーの契約作家である八重樫道代さんの作品「おりがみ」を題材にしたインスタレーション。力強く鮮やかな色彩が特徴的なこの作品は、様々な色が重なり合って円を描くことで、多様な価値観の共存と共生を視覚的に表現している。

八重樫さんは19歳で初めて「自分の絵」を描き始め、一時期制作を中断したものの、現在は表情豊かな絵を少しずつ生み出している。その緻密なイマジネーションと色彩の流れは、単なる美しさを超えて、異なる要素が交わることで生まれる新たな価値の大切さを伝えている。

ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理。正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築し、障害のイメージ変容と新たな文化の創出を目指している。

「ITOCHU SDGs STUDIO DOME」は、SDGsをテーマにしたアート体験を通じて、持続可能な社会への気づきを提供する場。今回の展示は2025年2月28日から開始され、ITOCHU SDGs STUDIOの新たなシンボルマークともなっている。

多様性と共生をアートで表現するこの取り組みは、SDGsの理念を体現する新しい文化の形として注目を集めそうだ。アートを通じて社会課題に触れる機会を提供する「ITOCHU SDGs STUDIO」の今後の展開にも期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000086355.html