「五七五」で職場を変える!? 笑いと皮肉で学ぶ新感覚コンプライアンス川柳コンテスト開幕


企業のコンプライアンス意識向上を支援するハイテクノロジーコミュニケーションズ株式会社(HTC)が、画期的な取り組みを開始した。15年間続いた「コンプライアンス標語コンテスト」を一新し、より親しみやすい「コンプライアンス川柳コンテスト」として生まれ変わったのだ。
これまで堅苦しいイメージのあったコンプライアンスを、五七五のリズムに乗せてユーモアたっぷりに表現する。例えば、「パワハラが 無くなり社員に 出るパワー」といった具合だ。このような川柳を通じて、職場の意識改革を目指す。
HTCの岡村克也社長は「より楽しく、より身近にコンプライアンスを考える機会を提供したい」と語る。確かに、川柳という形式を採用することで、硬直した職場の雰囲気を和らげつつ、重要なメッセージを伝えられる可能性は高い。
過去15年間で累計5万点以上の応募があった本コンテスト。時代の変化とともに、ハラスメントや不正行為への対応など、テーマも進化してきた。今回の刷新により、さらに多くの人々の心に響く作品が生まれることが期待される。
応募期間は2025年3月3日から4月20日まで。結果発表は6月5日にHTCのウェブサイトで行われる。優秀作品には賞品が贈られるほか、特に優れた作品は2026年版「コンプライアンスカレンダー」に掲載される。
企業のコンプライアンス担当者も審査に参加するため、実務に即した視点での評価も行われる。さらに、選ばれた100作品はHTCのウェブサイトで公開され、企業・団体が無償で利用できるという。
「ばれやしない 負い目で心 晴れやしない」「摘み取るか 罪に育つか 不正の芽」など、過去の受賞作品を見ると、その切れ味の鋭さに思わず唸ってしまう。今年はどんな秀作が生まれるのか、楽しみだ。
コンプライアンスという重要なテーマを、川柳という親しみやすい形式で表現する。この新しい試みが、日本の企業文化にどのような影響を与えるのか。注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000156709.html