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資生堂クリエイティブが世界的権威のiFデザインアワードで快挙!和傘とメイクアップブランドで魅せる日本の美

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報道発表
プレスリリースより

資生堂クリエイティブ株式会社が、世界的に権威あるデザイン賞「iFデザインアワード2025」で2作品が入賞するという快挙を達成した。66の国と地域から約11,000点もの応募があった中での受賞だ。

1つ目の受賞作品は、資生堂銀座ビルのウィンドウディスプレイ「在る美」。日本の伝統工芸品である和傘をモチーフにしたクリスマスツリーとリースのデザインが高く評価された。この作品は、失われつつある日本の伝統工芸に新たな価値を見出し、次世代に継承していく意義深い取り組みとなっている。

アートディレクター兼デザイナーの金内幸裕氏は、「資生堂が培ってきた美の探求を和傘に適用することで、日本の伝統工芸に潜む純粋で根源的な美を表現したかった」とコメントしている。「在る美」は他の国際的なデザイン賞でも高い評価を受けており、日本の美意識を世界に発信する素晴らしい成果となった。

2つ目の受賞作品は、メイクアップブランド「inoui(インウイ)」のリブランディングデザイン。1980年代に日本でデビューしたinouiは、「個人の美」を尊重し、自分らしさを貫くことを応援するブランドとして知られている。今回のリブランディングでは、ブランドの先進的なイメージを維持しつつ、使う人の心を掴むデザインを目指したという。

クリエイティブディレクターの永田香氏は、「鏡の前で手に取るたびに心揺さぶるようなメイク体験を提供したいという想いが込められた新生『インウイ』の新しいパッケージが評価された」と喜びを語っている。

これらの受賞は、日本の伝統と革新が融合した美の世界観を国際的に認められた証といえるだろう。資生堂クリエイティブの今後の活動にも、世界中から熱い視線が注がれることは間違いない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000093510.html