企業の魂とも言える社歌に光を当てる「NIKKEI社歌コンテスト2025」が開催され、食品トレー容器大手のエフピコが栄えあるNIKKEI社歌大賞を獲得した。6回目を迎えた今年のコンテストでは、全117件の応募の中から選ばれた12社が決勝に進出。2月27日に行われた決勝戦と表彰式で、エフピコの「エフピコ発～わたしたちの願い～『想いは、届く。』」が見事頂点に立った。

エフピコの社歌は、約1年にわたるプロジェクトの成果だ。2,300名を超える社員や家族が参加し、特に1,000人以上が心を一つに歌う合唱シーンは圧巻。「想いは、届く。」というテーマを見事に体現し、審査員の心を掴んだ。

大企業・中堅企業部門ではENEOSウイングが、中小企業・事業所部門ではゲットイットが、そして団体部門では伝三郎商会がそれぞれ最優秀賞を受賞。これらの企業・団体の社歌は、JOYSOUNDを通じて全国のカラオケ店で順次配信される予定だ。

特別協力を行う株式会社エクシングの水谷靖社長は、「この決勝を『終点』ではなく『起点』として、社歌を軸としたコミュニケーションの輪をさらに広げていただきたい」と期待を寄せる。カラオケ配信を通じて、社歌の存在価値を高め、企業のブランド力向上や社内外のコミュニケーション活性化に貢献することを目指している。

今回のコンテストでは、川嶋あい、水谷隼、横澤夏子といった著名人も審査員として参加。多様な視点から社歌の魅力が評価された。また、YouTubeでの人気投票による「NIKKEI社歌コンテスト2025公式YouTube大賞」にはアドヴィックスが選ばれた。

社歌は単なる歌以上の存在だ。企業理念や従業員の想いが詰まった「魂」であり、その力を再認識させてくれるのがこのコンテストだ。カラオケ配信を通じて、より多くの人々が各企業の想いに触れる機会が増えることだろう。日本企業の元気を応援し続ける「NIKKEI社歌コンテスト」。次回はどんな感動的な社歌が生まれるのか、今から楽しみだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002588.000004747.html