大阪の街が世界の名画ギャラリーに!御堂筋フラワーカーペットで10万本の花が彩る未来の道


大阪市の中心部を南北に走る御堂筋が、2025年5月に世界の名画ギャラリーへと姿を変える。「御堂筋フラワーカーペット」と題された壮大なアートイベントが、5月8日から12日にかけて開催されるのだ。
このイベントでは、大阪市役所からなんば広場までの約4kmにわたり、18枚のフラワーカーペットアートが展示される。使用される花は、なんと10万本ものカーネーション。レオナルド・ダ・ヴィンチやフェルメール、ゴッホなど、誰もが知る世界の名画が花で再現されるという。
注目すべきは、今年の大河ドラマでも話題の「浮世絵」作品も登場すること。日本の伝統美術と西洋の名画が、花々によって融合する様は必見だ。
このプロジェクトを総合監修するのは、世界的な花絵師として知られる藤川靖彦氏。藤川氏は、これまで24年間で国内外約500カ所でフラワーアート作品を創作・プロデュースしてきた第一人者だ。
さらに興味深いのは、このイベントが市民参加型であること。主催者は、花絵制作に参加する900名の市民ボランティアを募集している。小学5年生以上なら誰でも応募可能で、花摘みや花絵制作、メンテナンスなど、様々な役割で参加できる。
「御堂筋フラワーカーペット」は、大阪市が進める「御堂筋将来ビジョン」の一環として実施される。車中心から人中心の空間へと御堂筋を再編する試みの中で、市民の手で未来の道を描くという意味深い取り組みだ。
大阪・関西万博が開催される2025年、御堂筋は花々で彩られた芸術の道となる。世界の名画と日本の伝統美術が融合し、市民の手で作り上げられるこの壮大なアートイベントは、大阪の新たな魅力を世界に発信する絶好の機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000138608.html