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蜷川実花展、京都で大盛況!15万人突破で新たな表現の境地へ

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報道発表
ご来場のお客様と蜷川実花(プレスリリースより)

京都市京セラ美術館で開催中の「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」が、3月5日に来場者15万人を突破した。この快挙を祝して、蜷川実花本人が来館し、ファンとの交流を楽しんだ。

本展は、蜷川実花とクリエイティブチームEiMによる関西最大規模の個展だ。「彼岸と此岸」「光と影」といった相反するテーマを、CGを使わず現実世界の写真と映像のみで表現している点が特徴的だ。

蜷川は「この展覧会は、次のステップに進むためにも重要なものになった」と語り、1年以上かけて制作したクリスタル作品など、思い入れの強さを示した。また、「世界を見る角度を少し変えるだけで、色々な素晴らしいことや面白いことを発見できる」という自身の創作哲学も明かした。

展示は全10作品で構成され、鑑賞者が作品の中に入り込むような「絵巻体験」を提供している。映像インスタレーションや立体展示を通じて、観る人それぞれの記憶や感情と共鳴する「百人百様」の体験ができるという。

さらに、展覧会の開幕直前に撮影された図録も完成。展覧会のバックグラウンドや制作過程も掲載されており、蜷川の創作の裏側を垣間見ることができる。

本展は3月30日まで開催される。チケットは公式サイトで販売中だが、混雑緩和のため予約優先制を導入している。芸術の街・京都で、蜷川実花の新たな表現の境地を体感できる貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000152118.html