東日本大震災の復興支援から生まれた「サシコギャルズ」と、日本の伝統を現代的にアレンジするブランド「KUON（クオン）」がタッグを組んだ。その注目のコラボレーションライン「KUON Atelier by SG」が、3月15日からKUON Flagship Storeで発売される。

サシコギャルズは、40代から80代の女性たちが手がける刺し子プロジェクト。彼女たちの作るスニーカーやぬいぐるみは、すでに世界中で人気を博している。今回のコラボでは、伝統的な刺し子技術とポップカルチャーを融合させた斬新なスウェットシリーズを展開。「伝統」と「現代」の絶妙なバランスが、ファッション通の心を掴んでいる。

特筆すべきは、すべてが手作業による一点もの。熟練の職人が30時間以上かけて仕上げるカスタムスニーカーとは異なり、今回のアイテムはより手に取りやすい価格帯で提供される。スウェットシャツは17,600円、スウェットパンツは18,700円、フーディは19,800円（すべて税込）だ。

さらに、このプロジェクトには次世代育成の側面も。サシコギャルズが刺し子の授業を行っている高校生たちが、今回の撮影に参加。若い世代への技術継承と、新たな表現の可能性を感じさせる。

KUONの代表・藤原新氏は「復興のその先を示すことが、新しい日本の未来を描く」というビジョンを掲げる。このコラボレーションは、単なるファッションアイテムの枠を超え、日本の伝統と未来、そして震災からの復興と希望を体現している。

ファッション好きはもちろん、日本の文化や復興支援に関心のある方にとっても、見逃せないアイテムとなりそうだ。数量限定のため、早めのチェックをおすすめする。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000065503.html