ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家・松山智一の東京初となる大規模個展「松山智一展 FIRST LAST」が、2025年3月8日から麻布台ヒルズ ギャラリーで開催される。本展では、松山の日本初公開となる大作19点を含む40点以上の作品が展示され、その圧倒的な色彩と壮大なスケールで観る者を魅了する。

松山智一は、アジアとヨーロッパ、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素を融合させ、独自の視点で現代社会を捉えた作品を生み出すアーティストとして知られる。本展では、これまで海外でしか見ることのできなかった代表作や最新作が一堂に会し、松山のアーティストとしての軌跡を辿ることができる。

展示の目玉となるのは、新シリーズ「First Last」。二極化する社会や情報操作など、現代が抱える問題に対して松山が投げかける問いが、鮮やかな色彩と大胆な構図で表現されている。また、屋外展示や、ファッションや音楽など他分野のクリエイターとのコラボレーション作品も見どころだ。

本展のナビゲーターを務めるのは、人気俳優の永野芽郁。彼女が担当する音声ガイドは全チケットに付属しており、作品の魅力をより深く理解する手助けとなるだろう。永野は「同じ表現者としてすごく刺激を受けました。作品が持つエネルギーの強さや色彩の豊かさをぜひご自身の目で直接感じていただきたい」とコメントしている。

松山智一は本展について「日本で展覧会ができることは、本当に誇らしくありがたいことです。会場は、ニューヨークから持ち帰った巨大な作品群を展示し各部屋に物語を込めています。みなさまが文脈を感じ取り、長編小説のように作品を楽しんでいただけたら嬉しいです」と語っている。

会期は2025年3月8日から5月11日まで。チケットはオンラインと窓口で購入可能で、平日の窓口チケットには公式Instagramをフォローすることで割引が適用される。世界が注目する松山智一の作品世界に浸る、またとない機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000089259.html