銀座で注目のアート展!Yohta Matsuokaが挑む「知覚の変容」とは?


銀座 蔦屋書店で、アーティストYohta Matsuokaの個展「Perception in Flux」が2025年3月22日から4月11日まで開催される。この展示会は、現代社会における人々の知覚の本質に迫る意欲的な試みだ。
Matsuokaは、多摩美術大学卒業後、世界を放浪しながらストリートアートやカウンターカルチャーに触れ、2004年から「JONJON GREEN」の名で活動を開始。その後、キャンバス作品も手がけるようになり、2021年からの静物画シリーズ「Before Dawn」で独自のスタイルを確立した。
今回の展示では、「普段当たり前のように見えている景色や日常は、他人にとっても同じように見えているのだろうか」という疑問をきっかけに、静物画という古典的な表現を通して現代社会の知覚の本質に迫る。特に注目すべきは、インターネット上で発生する曖昧な知覚や情報による認知のずれを作品で表現している点だ。
Matsuokaは、リアルとアンリアルな描写を共存させることで、鑑賞者の固定概念に混乱を生じさせる。浮遊した物体の描写は、その原因を想像させ、鑑賞者に思考の余白を与える。この新たな視覚体験を追求し続ける最新作は、アート愛好家だけでなく、現代社会の知覚や認識に興味を持つ人々にとっても見逃せない展示となりそうだ。
展示作品は3月22日から会場で販売される予定だが、プレセールスの状況によっては会期開始前に販売終了の可能性もある。入場は無料で、銀座 蔦屋書店のアートウォールにて開催される。アートを通じて自身の知覚を再考したい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001054.000058854.html