東京・南青山の YUGEN Gallery にて、注目の若手アーティスト菅雄嗣と増田将大による二人展「時のかたち」が開催されている。2025年3月31日まで続くこの展覧会は、空間と時間をテーマに、両者の独自の表現手法が織りなす新たな芸術体験を提供している。

東京藝術大学の同級生であり、茨城県の大型アートスタジオで共に創作活動を続けてきた二人。菅は、CGによる既視感のある空間イメージを題材に、キャンバスを二分割し、「塗る」「削る」という対照的な手法を融合させた独特の表現を展開。一方、増田は実際の風景を撮影・投影・再撮影を繰り返すことで時間の積層を可視化し、シルクスクリーンでキャンバスに刷り重ねる手法で時間の痕跡を表現している。

本展では、「現実と虚構の境界」「空間」「時間」という共通のテーマを持つ二人の作品が共鳴し合い、鑑賞者を魅了する空間を創出。展示作品は YUGEN Gallery の公式オンラインストアでも閲覧・購入が可能だ。

YUGEN Gallery は2022年に設立された日本の現代アートを専門とするギャラリーで、「幽玄」の概念に基づき、日本アートの奥深さや気品を伝えることを使命としている。東京と福岡に拠点を持ち、新進気鋭のアーティストの作品を幅広く紹介している。

現代アートに触れる絶好の機会となる本展。時間と空間を超えた芸術の世界に浸る贅沢な体験を、ぜひ YUGEN Gallery で。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000386.000074187.html