美の追求者が明かす!資生堂の名デザイナーが初めて語る「本当のデザイン」とは


化粧品業界の第一線で活躍してきたデザイナー、工藤青石氏が初めて執筆した書籍『デザインをつくる イメージをつくる ブランドをつくる』が3月17日に発売される。本書は、広告・マーケティングの専門出版社である株式会社宣伝会議から刊行される予定だ。
工藤氏は、資生堂で「SHISEIDO MEN」や「オイデルミン」などの人気ブランドを手掛け、現在は「イプサ」のクリエイティブディレクターを務める業界の重鎮だ。1988年に資生堂に入社して以来、パッケージデザインから始まり、プロダクト、空間・環境、VI、ビジュアルなど、ブランドに関わるあらゆる領域で「本当のデザイン」を追求してきた。
本書では、工藤氏がこれまで手掛けてきた数々の仕事におけるデザインやクリエイティブのディレクションの考え方、そして制作のプロセスを惜しみなく公開している。特に注目すべきは、「イプサ」ブランドでの取り組みだ。プロダクトデザインはもちろん、季節ごとのビジュアル展開、ショップ空間、スタッフのウェアデザイン、VI、オンラインコミュニケーションなど、ブランド全体にわたるクリエイティブの考え方が詳細に紹介されている。
工藤氏の根底にある想いは「美しいものをつくりたい。それを多くの人に届けたい」というシンプルなものだ。しかし、その想いを形にする過程は決して単純ではない。本書を通じて、ブランドにおけるクリエイティブがどのように生み出され、効果を発揮していくのかを知ることができる。
この書籍は、化粧品業界に限らず、ブランド構築に携わるすべての人々にとって貴重な実践書となるだろう。デザインの本質を追求し、ブランドの価値を高めたい人には必読の一冊と言える。全国の有力書店とオンライン書店で販売予定で、価格は2,420円(税込)となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000585.000002888.html