若手アーティストの登竜門として知られる「Independent Tokyo 2024」。このたび、185名の参加者の中から選ばれた7名の受賞アーティストによる展覧会「Independent Tokyo 2024 Selection」が開催されることが発表された。

会期は2025年4月10日から30日まで。会場はtagboat（東京都中央区）。グランプリに輝いたタムロアヤノをはじめ、準グランプリの竹内みか、そしてタグボート特別賞を受賞した5名のアーティストたちの新作が一堂に会する。

注目の受賞者たちは、それぞれ独自の表現方法で観る者の心を揺さぶる。タムロアヤノは穏やかな空間と家族との時間をテーマに、竹内みかはメロディペットという動物型遊具をモチーフに作品を制作。宮口拓也は工事現場のフェンスを題材に、土屋靖之は文房具を主役にした作品で、それぞれの視点から現代社会を切り取る。

また、TAIKIはパッチワーク技法を用いてアイデンティティの多様性を表現し、ふるやみかは「SOTAI」というヒトガタの記号で共生をテーマに制作。わんぱく中年とのまるは、図画工作の発想を軸に身近な素材を活かした作品を展開するなど、7名7様の個性豊かな作品が展示される。

展覧会初日の4月10日には18時からオープニングレセプションも予定されており、アーティストたちと直接交流できる貴重な機会となりそうだ。若手アーティストの息吹を感じられる本展は、アートファンはもちろん、新しい才能の発掘に興味がある方にもおすすめの展覧会といえるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000042448.html