福岡出身のアーティスト・witnessが、YUGEN Gallery FUKUOKAで個展「NEIGHBORHOOD」を開催する。2025年4月26日から5月15日まで行われるこの展覧会では、witnessの独特な手法と新たな視点が融合した最新作が公開される。

witnessは、マスキングテープを駆使して描いたモチーフを分解・再構築する独自の技法で知られている。草花や日常風景をモチーフにした作品は、「ズレ」を取り入れることで新たな視点やバランスを生み出し、見る者を魅了する。

近年、サッポロビールのリブランディングビジュアルを手掛けたことで注目を集めたwitnessだが、その活動範囲は幅広い。MONTBLANCやスターフライヤーなど、国内外の有名ブランドとのコラボレーションをはじめ、ジャケットアートワークやテキスタイルデザインなど、ジャンルを横断する多彩な才能を発揮している。

本展「NEIGHBORHOOD」では、witnessがこれまでに培ってきた技法と新たな視点を融合させた最新作が展示される。変化し続ける都市の中で、ふと足を止めたくなるような瞬間を切り取った作品群は、美しさと「ズレ」の面白さを同時に体感させてくれるだろう。

YUGEN Gallery FUKUOKAは、日本の現代アートを専門に扱うギャラリーとして2022年に設立された。「幽玄」という日本特有の美的概念にちなんで名付けられたこのギャラリーは、日本のアート作品が持つ奥深さや気品、優雅さを多くの人々に伝えることを使命としている。

witnessの個展「NEIGHBORHOOD」は、現代アートの新たな可能性を探る絶好の機会となりそうだ。都市の日常に潜む美しさと「ズレ」の面白さを体感できるwitnessの世界観を、ぜひ会場で味わってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000389.000074187.html