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AIが童話を変える!GMO DESIGN AWARD 2024で「もしも童話」が最優秀賞を獲得

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アイデア
報道発表
プレスリリースより

GMOインターネットグループが主催する若手クリエイター向けのAIデザインコンテスト「GMO DESIGN AWARD 2024」の結果が発表された。今回のテーマは「AI×笑顔と感動の創造」で、プロダクトアイデア部門とビジュアル表現部門の2部門で約80作品の応募があった。

最優秀賞に輝いたのは、プロダクトアイデア部門から臼倉拓真氏の「もしも童話」だ。この作品は、AIを活用した電子書籍配信サービスで、ユーザーが童話の途中で選択肢を選ぶことで、さまざまなIFストーリーを楽しめる仕組みとなっている。例えば、「もしも桃太郎にゾウが仲間になっていたら?」といった新しい展開を楽しむことができる。

審査員の枌谷力氏は「子供向けの新たな娯楽として、とてもユニークなアイデアだ」と評価しつつ、「これが流行ると、おそらくみんなで共有する昔話の存在意義が揺らぐと思うのですが、そうした賛否両論が出てきそうなところも、むしろ印象に残りました」とコメントしている。

優秀賞には、プロダクトアイデア部門から岡本優真氏の「すごい暗記帳」、ビジュアル表現部門から菖蒲薫氏の「AIが記憶を形にする:親父と朝練した反抗期の思い出」とKALIN氏の「花夢」が選ばれた。これらの作品も、AIを活用した学習支援や記憶の視覚化など、革新的なアイデアや表現が評価されている。

GMOインターネットグループは「AIで未来を創るNo.1企業グループへ」を掲げ、グループ全体でAIの活用を推進している。本コンテストを通じて、次世代のクリエイターと共にAI技術を活用したデザインの可能性を探求し、笑顔と感動を創出する取り組みを続けていくという。

なお、「GMO DESIGN AWARD 2025」の開催も決定しており、詳細は追って公式サイトで発表される予定だ。AIとクリエイティブの融合がもたらす新たな可能性に、今後も注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004786.000000136.html