衝撃のリアル戦争漫画『小隊』が大ヒット!元自衛官が描く北海道侵攻の未来図


文藝春秋から発売された『小隊』が、発売からわずか2日で大幅増刷が決定した。元自衛官で芥川賞作家の砂川文次氏による原作を、柏葉比呂樹氏が鮮烈な画力でコミカライズした本作は、全国の書店で注文が殺到している。
物語は2025年の春、ロシア軍が北海道に侵攻するという衝撃的な設定から始まる。新千歳空港や重要施設へのミサイル攻撃を皮切りに、道北と道東から上陸してくるロシア軍。それに対し、陸上自衛隊が釧路を中心に防衛線を張る。そんな中、安達小隊長らが直面する"ホンモノの戦闘"の様子が、リアルに描かれていく。
本作の特徴は、戦車や銃器、軍装備などの緻密な描写だ。柏葉氏の丁寧な作画により、装甲車両のビスや戦闘服のシワまでもが克明に表現されている。この細部へのこだわりが、読者を物語世界に引き込む没入感を生み出している。
現役・元自衛官からも高い評価を得ており、「鳥肌が立つリアルさ」「最高の自衛隊マンガ」といった声が寄せられている。一方で、装備や銃器の描写に関しては専門家からの指摘もあり、単行本化に際して砂川氏の監修のもと、細部にわたる修正が加えられた。
また、本作は単なる戦争漫画にとどまらず、現代の日本が直面する防衛問題にも一石を投じている。漫画家の柏葉氏は取材を通じて、「自衛隊の在り方や自国の防衛について、もう一歩進んだ議論が必要な時代になっている」と感じたという。
『小隊』は、迫真の戦場シーンと重厚なストーリー、そして現代社会への問いかけが融合した作品として、幅広い読者層の心を掴んでいる。文藝春秋の公式YouTubeでは本作のスペシャル動画も公開中だ。リアルな戦争の恐怖と、平和の尊さを改めて考えさせられる一冊として、今後も注目を集めそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000632.000043732.html