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高槻の中学生が環境大臣賞!身近な自然を描いた「芥川ランニングコース」が全国で評価

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報道発表
プレスリリースより

高槻市在住の中学3年生、宮尾香穂さんが、全国規模の自然観察路コンクールで最高峰の環境大臣賞を受賞し、話題を呼んでいる。宮尾さんは、日頃のランニングコースである芥川沿いの自然を題材に、独自の視点で観察した生き物たちを絵と文章で表現。その丁寧な描写と分かりやすい解説が高く評価され、中学生の部で320点もの応募作品の中から見事頂点に立った。

「わたしの芥川ランニングコース」と題された宮尾さんの作品は、夢鯉ロードやゆめ桜通り周辺に生息する10種類もの魚類、鳥類、昆虫、植物を詳細に描写。普段何気なく通り過ぎている場所にも、実に多様な生態系が息づいていることを、イラストと解説を通じて鮮やかに表現している。この独創的な視点と表現力が、審査員の心を掴んだようだ。

公益社団法人日本環境教育フォーラムなどが主催する「わたしの自然観察路コンクール」は、昭和59年から続く歴史ある取り組み。子どもたちに身近な自然への理解と愛着を深めてもらうことを目的としており、宮尾さんの受賞は、まさにこの趣旨に合致した成果といえるだろう。

受賞の報告のため高槻市役所を訪れた宮尾さんは、「これまで何回かチャレンジして、初めてもらった賞が大臣賞で驚きと嬉しさでいっぱいです」と喜びを語った。濱田剛史市長も「素晴らしい快挙、誠におめでとうございます」と、その栄誉を称えている。

この受賞は、地域の自然環境への関心を高める契機となりそうだ。宮尾さんの作品を通じて、多くの人々が身近な自然の豊かさに目を向け、環境保護の重要性を再認識するきっかけになるかもしれない。高槻市の誇る自然の魅力が、一人の中学生の観察眼によって全国に発信されたことは、地域にとっても大きな喜びとなっているようだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000608.000118013.html