動物写真家RIKUさんの最新作『とらのこ』が、発売と同時に大きな話題を呼んでいる。本書は、伊豆アニマルキングダムで撮影されたホワイトタイガーの親子の姿を90点以上収録した写真集だ。5月9日の発売以来、その可愛らしさと神々しさに多くの読者が魅了され、即重版が決定した。

『とらのこ』には、2018年から2024年にかけて撮影された7頭のホワイトタイガーの赤ちゃんたちの成長記録が収められている。特に注目を集めているのは、昨年9月生まれの「ツキ」と「シグレ」きょうだいの写真だ。元気いっぱいの姿や、母トラ「シロップ」に甘える様子が「癒される」「尊い」と、SNSで大きな反響を呼んでいる。

ホワイトタイガーは野生ではほとんど見られない希少な存在で、インドでは「神の化身」とされる伝説もある。そのため、赤ちゃんたちを献身的に世話する母トラ「シロップ」の姿に「まさに神々しい」という声が寄せられている。すやすやと眠る赤ちゃんの姿や、母親に咥えられて「しおしお顔」になる瞬間など、思わず笑みがこぼれるような写真の数々が読者の心を掴んでいる。

本書の人気は予約段階から高く、Amazonの「猫」「ペット」「写真」など計5部門でベストセラー1位を獲得。伊豆アニマルキングダム公式通販では特製クリアファイル付きで販売され、すでに完売している。また、一部書店では特典ポストカード付きで販売されており、「見る用」「保存用」と2冊購入する熱心なファンも現れているという。

著者のRIKUさんは、会社員として働きながら休日に全国の動物園を巡り、主にネコ科動物を撮影している。InstagramやXなどのSNSでの総フォロワー数は36万人を超え、前作『ほぼねこ』も大ヒットを記録。世界的な動物写真家や著名人からも高い評価を受けている。

『とらのこ』は、B5変型判、96ページのオールカラーで、定価は1,650円（税込）。本書の収益の一部は、伊豆アニマルキングダムのホワイトタイガーたちのために活用されるという。動物写真ファンはもちろん、癒しを求める人々にとって、まさに見逃せない一冊となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000402.000093966.html