漫画家こうの史代さん、福知山の"変化人"に!最新作『空色心経』の舞台で新たな挑戦


京都府福知山市在住の漫画家こうの史代さんが、シティプロモーション企画「福知山の変」の最終回"変化人"に選ばれた。『この世界の片隅に』などで知られるこうのさんは、2016年に福知山市に移住。2025年に漫画家生活30周年を迎える節目の年に、福知山を舞台にした最新作『空色心経』を発表した。
こうのさんは「福知山には、誰もがここは自分のまちだと思える日本の原風景がある。普遍的な物語を描くのにぴったりなまちだと思いました」と語る。『空色心経』では、紀元前のインドと現代の日本が交錯する世界を青と黒の2色で表現するなど、新たな挑戦に取り組んでいる。
「福知山の変」への参加をきっかけに、こうのさんは「こうの史代まちなかお絵かきプロジェクト」を始動。6月には福知山城天守閣と福知山シネマでライブペインティングを行う予定だ。また、6月8日から7月27日まで福知山市佐藤太清記念美術館で「こうの史代展」が開催される。
こうのさんは「これからも、ここ福知山で自分がワクワクするものを見つけてその感動を伝えていきたい」と意気込みを語った。福知山市は「福知山の変」を通じて、挑戦する市民を"変化人"として可視化し、まちの物語を更新し続けている。こうのさんの新たな挑戦が、福知山にどのような変化をもたらすのか注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000053572.html