イギリスの名門バレエ団「ノーザン・バレエ」で活躍する日本人ダンサー、北野聖奈さんと脇塚優さんが、2025年7月27日に開催される「バレエアンサンブルガラ2025・大阪公演」に出演することが決定した。二人とも大阪出身であり、今回の公演は待望の地元凱旋となる。

北野さんは3歳からバレエを始め、オランダ国立バレエ学校を経てノーザン・バレエに入団。強い足腰と美しい甲を持ち、クラシックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーをこなす実力派だ。一方、脇塚さんはローザンヌ国際バレエコンクールで4位に入賞し、サンフランシスコバレエスクールを経てヒューストンバレエ、そしてノーザン・バレエへと活躍の場を広げてきた。最近では、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスでの公演で批評家から高い評価を得ている。

ノーザン・バレエは、1969年設立のイギリス・リーズを拠点とするバレエ団で、物語性を重視した作品作りが特徴だ。クラシックバレエの技術と演劇的な表現を融合させた独自のスタイルで、世界中の観客を魅了している。『ロミオとジュリエット』『ゲイシャ』など、伝統と革新を織り交ぜた作品で高い評価を得ている。

今回の「バレエアンサンブルガラ2025・大阪公演」は、豊中市立文化芸術センター大ホールで開催される。第1部では、国内外で活躍するプロバレエダンサーによるガラコンサートが、第2部では「くるみ割り人形」より雪の情景とお菓子の国が上演される。プロダンサーと未来のプロを目指す若手の共演も見どころの一つだ。

国際的な舞台で輝きを放つ北野さんと脇塚さん。地元大阪での公演で、二人がどのような舞台を披露するのか、バレエファンの期待が高まっている。世界レベルの若手ダンサーたちの競演を、この機会にぜひ体感してほしい。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000382.000083890.html