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能登の復興を願う合唱曲『フェニックス』が全国に響く!300名の大合唱で感動のお披露目

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作詞・作曲
作曲・編曲
報道発表
輪島6校合同小学校での活動の様子。(プレスリリースより)

石川県輪島市の輪島高校で、能登半島地震からの復興を願って作られた合唱曲『フェニックス』が、300名の大合唱で披露された。この曲は、「放浪の合唱作曲家」として知られる弓削田健介さんが、能登の子どもたちの想いを込めて作曲したものだ。

お披露目会では、全国30団体から寄せられた応援合唱ビデオも上映され、会場は涙と笑顔に包まれた。地震で家族を失った警察官の大間圭介さんも招かれ、子どもたちの歌声に静かに耳を傾けた。大間さんは「本当に感動した」と語り、歌を通じて勇気をもらえたと話した。

参加した小学生の中野里菜さんは、「輪島が復興した未来を想像し、みんなで心を一つにして頑張ろうという前向きな気持ちを込めて歌いたい」と力強く語った。高校生からも「一人じゃないよ、というメッセージを歌えることが貴重な体験」との声が上がり、世代を超えて心が一つになった瞬間となった。

このイベントを皮切りに、弓削田さんは「フェニックス・キャラバン・プロジェクト」をスタート。キャンピングカーで全国47都道府県を巡り、各地の学校や合唱団で『フェニックス』を歌いつなぐ。既に福井県、愛知県、静岡県などを訪れ、子どもたちと交流を深めている。

『フェニックス』は、被災地の子どもたちの「ひとりじゃない」という想いを歌詞に込めた希望の歌。この歌を通じて、全国の子どもたちの心がつながり、復興支援の輪が広がっている。地域の垣根を越えた新たな絆が生まれ、日本中に復興へのエールが響き渡っている。

能登の復興を願う『フェニックス』の歌声は、今後も全国各地で響き続け、困難に立ち向かう人々を励ます力強いメッセージとなっていくだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000162118.html