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衝撃!日本の女性作家が英国推理作家協会賞に異例のノミネート、世界が注目する『ババヤガの夜』の魅力とは

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報道発表
<UNKNOWN>(プレスリリースより)

日本の推理小説界に朗報が飛び込んできた。王谷晶の小説『ババヤガの夜』の英訳版が、世界最高峰のミステリー文学賞として知られる英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門の最終候補に選出されたのだ。この快挙は、日本の推理小説が世界レベルで認められた証といえるだろう。

『ババヤガの夜』は、暴力団の会長令嬢の護衛を任された主人公が、裏社会の闇と少女の秘密に迫るスリリングな物語だ。国内では日本推理作家協会賞の候補にも選ばれた注目作で、英訳版の刊行後は海外でも高い評価を得ている。「テレグラフ」紙のスリラー・オブ・ザ・イヤーに選出されたほか、「クライム・フィクション・ラバー」最優秀翻訳賞を受賞。さらに、ロサンゼルス・タイムズが「この夏読むべきミステリー5冊」に選んだことで、その人気は不動のものとなった。

海外メディアや読者からの反応も熱い。「怒り、ユーモア、スリル満載」(The Times紙)、「女性主導のリベンジ・スリラーの極致」(Crime Fiction Lover)といった絶賛の声が相次いでいる。読者からは「読んでいるうちに完全に映画として頭に浮かんできた」「全ページにアクションがあふれてる」といったコメントが寄せられ、その臨場感溢れる描写が高く評価されている。

著者の王谷晶は、この快挙に対して「大変驚いております」とコメント。「とにかくこの本を英訳して下さったもう一人の候補者である翻訳のサム・ベットさんに篤くお礼を申し上げます」と、翻訳者への感謝の言葉を述べている。

英国推理作家協会賞の受賞作は7月3日に発表される予定だ。日本の推理小説が世界の舞台で輝く瞬間を、我々も心待ちにしたい。『ババヤガの夜』が切り開いた道が、今後の日本文学の海外進出にどのような影響を与えるのか。その行方から目が離せない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000961.000012754.html