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岩手発のアートカンパニー、世界最高峰の広告賞に挑戦!カンヌライオンズ2025でヘラルボニーが快挙

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報道発表
プレスリリースより

広告界のアカデミー賞とも呼ばれる「カンヌライオンズ」。その2025年度の「Glass: The Lion for Change」部門で、岩手県盛岡市に本社を置くアートカンパニー「ヘラルボニー」が受賞候補にノミネートされた。世界中から252作品の応募があった中で、わずか28作品に絞られたショートリストに名を連ねる快挙だ。

「Glass: The Lion for Change」は、単なる広告の枠を超え、社会に前向きな変化をもたらすクリエイティブを評価する部門。ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のあるアーティストの作品を通じて新たな文化創造を目指す企業。その革新的な取り組みが、世界最高峰のクリエイティブの祭典で評価されたことになる。

さらに注目すべきは、カンヌライオンズの公式プログラムにヘラルボニーが登場すること。6月17日には、同社の代表取締役・松田崇弥氏と契約作家の小林覚氏が、電通のクリエイティブディレクターとともに登壇。「Luxury for Everyone: Changing Perceptions of Disability」と題したセッションで、障害に対する認識を変える取り組みについて語る予定だ。

ヘラルボニーは、障害のあるアーティストの作品を知的財産として管理し、適切なロイヤリティを支払うビジネスモデルを確立。自社ブランド運営や企業との協業、社員研修プログラムの提供など、アートを軸に多角的な事業展開を行っている。2024年9月にはパリに海外初の子会社を設立するなど、グローバルな展開も加速させている。

カンヌライオンズ2025の受賞結果は6月20日に発表される。日本発のクリエイティブが世界の舞台で評価されるか、業界内外から熱い注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000407.000039365.html