鳥取県の地元クリエイターが企業とタッグを組む!「地域デザインファクトリー」が新たな挑戦を開始


クリエイターの新たな働き方を提案する株式会社クリエイターズマッチが主催する「Rethink Creator PROJECT」が、地域課題解決を目指す「地域デザインファクトリー2025」の第1弾を鳥取県で開始する。この取り組みは、JTの地域社会貢献活動「Rethink PROJECT」の協賛のもと実施される。
今回のテーマは「鳥取県内企業と地元クリエイターの連携促進」。鳥取県は「まんが王国とっとり」として知られるコンテンツ創作の文化が根付いており、デジタルコンテンツ産業の拠点化を目指している。この取り組みを通じて、県内クリエイターの個性や活動内容を明確化し、地元企業との協働を促進することが狙いだ。
プロジェクトは6月20日のキックオフミーティングから始まり、地元クリエイターチームが鳥取県関係者と共に、県内企業に地元クリエイターの存在をアピールする方法を検討する。完成したPRポスターは10月中旬頃に鳥取県に贈呈され、県内の公共施設で掲示・配布される予定だ。
参加するクリエイターには、WEB・グラフィックデザイナーの坂上絢臨さん、イラストレーターの吾妻まいかさん、デザイナー・イラストレーターのハギワラスミレさん、Webデザイナーの宮下侑子さんが名を連ねている。それぞれが多彩な経歴と専門性を持ち、地域に根ざした活動を展開している点が注目される。
「地域デザインファクトリー」は2022年から実施されており、地元を愛するクリエイターたちが地域の課題をクリエイティブの力で解決することを目指している。2024年には徳島県、神戸市、新潟市、佐賀県、越谷市で実施され、各地域の課題解決に向けたクリエイティブ制作が行われた。
この取り組みは、地域のクリエイターが地元産業のリソースとして活躍する「クリエイターの地産地消」を通じて、地域創生の実現を目指している。鳥取県での取り組みを皮切りに、今後も各地でクリエイターと地域の協働が進むことが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000033716.html