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サンパウロ・ビエンナーレも!日本アーティストの国際進出を後押し、NCARが支援プログラム第Ⅱ期募集開始

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報道発表

国立アートリサーチセンター(NCAR)が、日本のアーティストの国際的な活躍を支援する「アーティストの国際発信支援プログラム」の2025年度第Ⅱ期募集を6月13日から開始する。このプログラムは、世界各地で開催される国際芸術展への日本人アーティストの参加を経済的にバックアップするもので、日本の現代美術の国際的認知度向上に大きく貢献することが期待されている。

第Ⅰ期では、サンパウロ・ビエンナーレをはじめとする6つの国際芸術展への支援が決定。第36回サンパウロ・ビエンナーレには石川真生、ケンジ・シオカヴァ、吉増剛造の3名が参加予定だ。また、台北ビエンナーレ2025にはさわひらき、高田冬彦、横溝静が、タイランド・ビエンナーレ2025には坂本龍一with高谷史郎、隅英二、富山妙子が参加する。これらの国際舞台で日本のアーティストたちが作品を発表することで、日本のアートシーンの多様性と創造性が世界に向けて発信されることになる。

第Ⅱ期の募集期間は2025年6月13日から7月31日まで。支援内容は、アーティスト一人につき最大350万円、複数アーティストの場合は一つの国際芸術展につき最大700万円となっている。対象となるのは2025年12月以降に開幕し、2026年11月末までに終了する国外開催の国際芸術展だ。

NCARのセンター長である片岡真実氏は、「このプログラムを通じて、日本のアーティストたちが世界の舞台で自身の作品を発表する機会が増えることを期待しています。彼らの創造性と表現力が国際的に認められることで、日本の現代美術全体の評価も高まっていくでしょう」とコメントしている。

アート関係者からは、このプログラムが日本のアートシーンに新たな活力をもたらすという声が上がっている。国際的な美術評論家の一人は「日本のアーティストたちが世界の主要な芸術展に参加することで、グローバルなアートコミュニティとの対話が促進され、日本のアートシーンがさらに豊かになっていくことでしょう」と期待を寄せている。

応募詳細はNCARの公式ウェブサイトで確認できる。アーティストや関係者たちは、この機会を活用して世界への扉を開くことが期待されている。日本の現代美術の国際的な飛躍に向けて、NCARの支援プログラムが果たす役割に注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000117982.html