世界が認めた日本発の環境革命!ラベル台紙のリサイクル技術が国際コンテストで銀賞を獲得


環境問題が深刻化する中、日本企業が世界に誇る革新的な取り組みが国際的に高い評価を受けた。日榮新化株式会社を含む6社が共同運営する「資源循環プロジェクト」が、世界的に権威あるパッケージング技術のコンテスト「WorldStar Global Packaging Awards 2025」において、特別賞のSustainability部門で銀賞(第2位)を受賞したのだ。
このプロジェクトは、これまで廃棄・焼却されていたラベル台紙を、リサイクル専用台紙に切り替えて回収・循環させる画期的な取り組みだ。特筆すべきは、回収後にマテリアルリサイクルによって再びラベル台紙として生まれ変わる「水平リサイクル」を実現している点だ。この独自の資源循環の仕組みが、世界40の国と地域から550件のエントリーがあった中で高く評価された。
審査では、製品設計段階からの材料使用最小化、リサイクル可能性の向上、さらにはGHG(温室効果ガス)排出削減への配慮が高く評価された。この技術により、ラベルユーザーにおける「ラベル台紙の廃棄ゼロ」、そしてサプライチェーン全体における「CO₂排出量の削減」が実現可能となる。
日榮新化株式会社の資源循環事業部長である本池高大氏は、「この受賞を励みに、さらなる技術革新と環境貢献に邁進していきたい」と語った。同社は「新しいこと、つづけます」をスローガンに掲げ、粘着加工技術を核とした総合フィルムコーティングメーカーとして、社会貢献と環境負荷低減に積極的に取り組んでいる。
今回の国際的な評価は、日本の環境技術が世界をリードする可能性を示唆している。ラベル産業の持続可能な発展に向けた取り組みは、今後ますます注目を集めることだろう。環境問題解決の糸口として、この革新的な技術の更なる発展と普及が期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000060231.html