北九州市の歴史ファン必見！朝日新聞社西部本社が創刊90周年を記念して、「昭和100年」をテーマにした特別企画展を開催する。6月21日から7月6日まで、北九州市門司区の門司港レトロ地区にある旧門司税関を舞台に、戦前・戦中・戦後の北九州市の歩みを振り返る貴重な機会となる。

本企画展では、朝日新聞社が所有する1925年以降の報道写真と、ゼンリンミュージアムの古地図を組み合わせた18枚のパネルを展示。北九州市の変遷を視覚的に楽しめる内容となっている。入場は無料で、歴史好きな方はもちろん、家族連れにもおすすめだ。

さらに、特別イベントも用意されている。初日の6月21日には、北九州市出身の作家・松本清張にスポットを当てた記念講演会が開催される。北九州市立松本清張記念館の古賀厚志館長が、清張の朝日新聞社員時代のエピソードや創作活動との関わりについて語る。オカリナ演奏も交えた講演は、文学ファンにとって見逃せない内容だ。

また、6月28日には小学生向けのワークショップ「門司港レトロ、ここが魅力」が開催される。北九州市立大学の学生とともに門司港レトロ地区を歩き、街の歴史や魅力を取材。そして、オリジナルの新聞を作成するという体験型イベントだ。子どもたちの探究心を刺激し、地域の魅力を再発見する絶好の機会となるだろう。

この企画展は、単なる歴史展示にとどまらず、地域の魅力を再発見し、世代を超えて北九州市の歴史を共有する場となりそうだ。昭和の息吹を感じながら、北九州市の100年の歩みを追体験できる貴重な機会。歴史好きの方はもちろん、家族でのお出かけにもぴったりの企画展となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001867.000009214.html