豪華声優9名が三兄弟を演じ分ける!「こえかぶ」最新作で『菅原伝授手習鑑』を朗読劇に


松竹株式会社が贈る「こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎」シリーズの第4弾が、2025年8月に三越劇場で上演されることが決定した。今回の演目は歌舞伎三大名作の一つ『菅原伝授手習鑑』。三つ子の兄弟(梅王丸・松王丸・桜丸)に焦点を当てたオリジナル構成で、豪華声優陣が日替わりで三兄弟を演じ分ける。
本公演の見どころは、人気声優9名による圧巻の演技力だ。各日3名のキャストが、合計20役以上の登場人物を瞬時に演じ分ける妙技が披露される。出演者には野島健児、浪川大輔、仲村宗悟、岡本信彦、山下大輝、堀江瞬、保志総一朗、山口勝平、畠中祐といった豪華メンバーが名を連ねている。
脚本・演出を手がけるのは、朗読劇の演出に定評のある岡本貴也氏。岡本氏は「江戸や大坂の人々が熱狂したこの名作を、凄腕の声優たちの声でお楽しみ下さい!」とコメントを寄せている。
『菅原伝授手習鑑』は、親子の別れ、主従の別れ、兄弟の別れという普遍的な悲哀を描いた人間ドラマ。「車引」「賀の祝」「寺子屋」といった名場面を通じて、古典の世界観を現代に蘇らせる。
公演は2025年8月9日(土)から11日(月祝)まで、各日2回公演で行われる。チケットは6月16日(月)正午より最速先行抽選受付が開始。S席9,900円、A席7,700円(いずれも税込)となっている。
歌舞伎ファンはもちろん、声優ファン、演劇ファンにとっても見逃せない注目の公演となりそうだ。古典の名作を現代的な解釈で楽しめる「こえかぶ」シリーズ。今回の『菅原伝授手習鑑』で、どのような新しい魅力が引き出されるのか、期待が高まる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000316.000053064.html