話題の美術家やんツー、ニューヨーク滞在の経験を凝縮した個展が会期延長決定!


西麻布のオルタナティヴ・スペース【WALL_alternative】で開催中の展覧会「Homage to NewYork」が好評につき、会期延長が決定した。美術家やんツーによる本展は、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の助成を受けて行ったニューヨークでの半年間のリサーチ経験をもとに制作された新作を中心に構成されている。
展示の目玉は、ニューヨーク滞在中の記録写真をコラージュした大型作品《Homage to United States of America》だ。幅7メートルの壁面いっぱいに展示されるこの作品は、アメリカでの体験を凝縮した圧巻の一枚となっている。また、T社の某トラックを模した車両が15メートルのコースをゆっくりと走行する新作《Slow 4DW – A Defective Track》も注目を集めている。
会期中には様々なイベントも予定されており、6月28日には日本山妙法寺の僧尼・矢向由季氏とのトークセッションが開催される。また、最終日の7月5日には「ART FILM PROGRAM」と題して、やんツーがニューヨークで交流を深めたアーティストたちの映像作品上映会も行われる。
さらに、会場内のバーでは、やんツーが選んだニューヨークのクラフトビールや、茅ヶ崎のブルワリー「Passific Brewing」のビールが提供される。また、本展に合わせた限定フード「PULPRISM SLIDER BURGER」やオリジナルポップコーンなど、ユニークなメニューも用意されている。
やんツーは1984年神奈川県生まれの美術家で、先端テクノロジーを独自の視点で再解釈した作品で知られる。文化庁メディア芸術祭での受賞歴もあり、近年は国内外の主要な展覧会に多数参加している注目のアーティストだ。
会期は2025年7月5日まで。入場は無料で予約不要。アートファンはもちろん、ニューヨークの空気感や現代アートの最前線に触れたい人にもおすすめの展覧会となっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000065348.html