奄美大島の危機を救う!アートの力で自然と文化を守る新プロジェクト始動


世界自然遺産に登録された奄美大島で、大規模リゾート開発による自然環境破壊と文化継承の危機が迫っている。この問題に立ち向かうべく、「泊まれるアートミュージアム 琉球ヴィラ」が画期的なプロジェクトを立ち上げた。
「奄美の危機を脱するためのアーティスト・イン・レジデンス」と名付けられたこのプロジェクトは、世界中からアーティストを招へいし、奄美大島の環境文化や自然環境の特異性を表現したアート作品を制作・発表することで、島の魅力と直面する課題を広く発信することを目指している。
プロジェクトを主導する株式会社ブティックスターの高田博之代表は、「文化芸術活動を通じて奄美大島の自然環境保全と文化継承を実現したい」と意気込みを語る。参加アーティストには、琉球王朝時代の建築技法を取り入れた「琉球ヴィラ」が無償で提供され、創作活動に没頭できる環境が整えられている。
既に複数のアーティストが滞在制作を行っており、その作品は地元ラジオ局への出演やトークショーなどを通じて発表されている。今後は奄美大島の美術館や商業施設だけでなく、東京都内の大使館など、国内外で幅広く展示される予定だ。
文化庁の「アーティスト・イン・レジデンス型地域協働支援事業」とも連携し、アートの力で地域活性化を図る本プロジェクト。奄美大島の美しい自然と豊かな文化を守りつつ、新たな魅力を創出する取り組みとして、今後の展開が注目される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000155477.html