海外美大留学の夢、叶えるチャンス!返済不要の奨学金で最大月2,700ドル支給


若手アーティストの卵たちに朗報だ。公益財団法人江副記念リクルート財団が、海外の美術大学への留学を目指す24歳以下の若者を対象に、返済不要の給付型奨学金「リクルートスカラシップ アート部門」の募集を7月1日から開始する。
この奨学金制度は、美術作家として社会に貢献することを目指す若者を支援するもので、留学先によって月額2,700ドル(アメリカ)、2,000ポンド(イギリス)、2,300ユーロ(EU諸国)が支給される。家族の所得制限や卒業後の進路に関する条件もなく、純粋に才能と意欲を持つ若者を応援する制度となっている。
応募資格は、2026年4月1日時点で24歳以下であること、2026年4月から2027年3月の間に対象校に在籍または入学予定であること、そして現代アートの分野を学びたい方となっている。対象校には、QS World University RankingsやTimes Higher Education World University Rankingsのアート&デザイン部門でトップ50にランクインしている大学が含まれる。
選考は書類審査と最終選考会で行われ、最終選考会では自身の作品に関するプレゼンテーションと面接が実施される。選考委員には、現代美術家の塩田千春氏や金沢21世紀美術館館長の鷲田めるろ氏など、アート界の第一線で活躍する方々が名を連ねている。
この奨学金制度は、1971年に株式会社リクルートの創業10周年を記念して創設された「リクルートスカラシップ」の一環で、これまでに700名以上の奨学生を支援してきた実績がある。アート部門では現在9名の奨学生が在籍しており、今年8月には奨学生によるグループ展「回帰観測」の開催も予定されている。
応募期間は2025年7月1日から9月16日まで。夢を持つ若いアーティストたちにとって、この奨学金は海外での学びを実現する大きなチャンスとなるだろう。詳細は財団のウェブサイトで確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000084117.html