公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

マンガ家の夢、40代でも叶う!トキワ荘プロジェクトが年齢制限を拡大

タグ
漫画・コミック
漫画・コミック
報道発表
上池台トキワソウルーム 居室イメージ(プレスリリースより)

マンガ家を目指す人々に朗報だ。特定非営利活動法人LEGIKAが運営するマンガ家向けシェアハウス事業「トキワ荘プロジェクト」が、応募資格の年齢制限を45歳まで拡大することを発表した。これまで35歳以下だった制限が緩和されることで、より多くの才能ある作家志望者にチャンスが広がる。

この変更は、2025年7月に開業予定の「上池台トキワソウルーム」のオープンに合わせて実施される。全55室という大規模な住まいとなる上池台トキワソウルームでは、年齢差があっても生活面での息苦しさは少ないと予想されている。

トキワ荘プロジェクトは、LEGIKAが手がけるマンガ制作事業「レジカスタジオ」と連携し、ハイレベルな育成支援や制作提携を行っている。この取り組みにより、既にプロとして活躍中の作家にもメリットが増えているという。

ただし、36歳から45歳までの応募者には一部条件が設けられる。指定された大規模ハウスに居住することと、プロデビュー以上の実績を有することが求められる。LEGIKAは、若年参加者のケアを行いつつ、多様性に基づいたクリエイティビティの強化を図っていく方針だ。

トキワ荘プロジェクトは、これまでに690名の参加者を受け入れ、203名のプロデビューを輩出している。「魔入りました!入間くん」の西修や「こぐまのケーキ屋さん」のカメントツなど、人気作家を多数輩出してきた実績を持つ。

マンガ家を目指す人々にとって、年齢を重ねても夢を諦めずにチャレンジできる環境が整いつつある。トキワ荘プロジェクトの新たな取り組みが、日本のマンガ界にどのような影響を与えるのか、今後の展開が注目される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000055034.html