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世田谷区が仕掛ける「たがいちがい」革命!アートで多様性を体感する新プロジェクト始動

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チラシ・表紙・ポスターデザイン
報道発表
6月18日(水)のお披露目会の様子(撮影:橋本美花)(プレスリリースより)

世田谷区が、多様性を尊重し合う社会の実現を目指す「世田谷たがいちがいプロジェクト」を本格始動した。このプロジェクトは、アートを通じて区民の皆さまに「違いを大切にする喜び」を実感してもらうことを目的としている。

プロジェクトの目玉は、独創的な4人の障害のあるアーティストによる作品を使ったアートポスターだ。これらのポスターが区内の商店街や街中に掲示され、多様性への理解を広げる役割を果たす。また、区民参加型のワークショップも開催予定で、参加者同士の対話や制作体験を通じて、お互いの個性を可視化する機会を提供する。

プロジェクトのキャッチフレーズは「たがいに拍手、ちがいで握手」。この言葉には、お互いを認め合い、共感し合うことで新たな価値を生み出す思いが込められている。世田谷区長の保坂展人氏は「このプロジェクトは区民の皆さんに条例を知ってもらい、障害理解に興味を持ってもらうための第一歩です」と期待を寄せている。

プロジェクトを主導するのは、障害のあるアーティストの作品を扱うクリエイティブカンパニー「ヘラルボニー」だ。同社は「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、障害のイメージ変容と新たな文化の創出を目指している。

8月24日には区民向けのスペシャルイベントも予定されており、アートの創作体験を通じた相互理解を促すワークショップなど、さまざまな体験型プログラムが用意される。

このプロジェクトを通じて、世田谷区に住む約92万人が92万通りの個性と多様性にあふれるまちになることが期待されている。アートの力で、違いを楽しみ、尊重し合う社会づくりが始まったのだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000039365.html