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東京発、未来のコモンズを探求!CCBTが新進アーティスト5組を選出

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シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]アート・インキュベーション・プログラム|2025年度 アーティスト・フェロー5組が決定!(プレスリリースより)

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]が、2025年度のアーティスト・フェローとして5組のクリエイターを選出した。「これからのコモンズ」をテーマに公募が行われ、122件の応募の中から選ばれた5組が、東京を拠点に新たな表現と探求に挑む。

選出されたのは、上田麻希、岸裕真、土井樹、藤嶋咲子、山内祥太の5名。それぞれが独自の視点で「コモンズ」を捉え、テクノロジーと芸術の融合によって、都市や社会の未来を問いかける意欲的なプロジェクトを展開する。

上田麻希は「見えない空気を可視化する」をテーマに、匂いを手がかりに空気をコモンズとして捉え直す。岸裕真は「平行植物園」と題し、植物的視点からAIを再解釈する「植物知性」の開発に挑戦。土井樹は「Weather」プロジェクトで、微細な環境変化を捉えるセンサーを市民と共に創作し、都市の「微気候」を可視化する。

藤嶋咲子は「コエノクエスト」と名付けたゲーム作品を通じて、都市に埋もれた声を可視化し、対話の場を創出。山内祥太は「未知との遭遇」をテーマに、ヒューマノイドと人間の新たなコミュニケーションの形を屋外インスタレーションとして発表予定だ。

CCBTは、これらのプロジェクトに対し最大1,000万円の制作費を支援するほか、制作スペースの提供や技術・マネジメント面でのサポート、専門家によるアドバイスなど、全面的なバックアップを行う。また、メディア研究者や法律家、シビック・テックの専門家、建築家らがメンターとして参画し、専門的な視点からアーティストの活動をサポートする。

今回のプログラムは、クリエイティブとテクノロジーの力で東京をより良い都市に変えることを目指すCCBTの理念を体現するものだ。選出されたアーティストたちの活動は、今後順次公開される予定で、東京発の新たな表現と、未来のコモンズのあり方に注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000829.000038211.html