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人間国宝も出演!福井県池田町で幻想的な「葉月薪能」開催 - 800年の伝統と現代が融合

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報道発表
2025葉月薪能パンフレット表面(プレスリリースより)

福井県池田町で8月11日、幻想的な夏の夜を彩る「能楽の郷 池田 葉月薪能」が開催される。約800年続く伝統芸能「水海の田楽・能舞」や、人間国宝による本格的な能と狂言が一度に楽しめる貴重な機会だ。

イベントは2部構成で、第1部の「民俗芸能交流会」では、池田町の「水海の田楽・能舞」と石川県輪島市の「御陣乗太鼓」が披露される。第2部の「葉月薪能」では、人間国宝の茂山七五三師による狂言「蚊相撲」と、同じく人間国宝の金剛永謹師による能「車僧」が上演される。

注目すべきは、能と狂言で使用される能面だ。池田町が主催する「全国能面公募展」の受賞作品が実際の舞台で使用されるという。現代の面打ち師にとって、自作の能面が本格的な舞台で使われることは極めて名誉なことだという。

会場となる須波阿湏疑神社境内では、舞台周辺にかがり火が焚かれ、幻想的な雰囲気を醸し出す。また、関連イベントとして「変身・能役者体験」や「創作能面展」も開催。地元の特産品を使った飲食ブースやお茶席も用意され、食と芸能の両面から池田町の魅力を堪能できる。

池田町は人口約2,200人の小さな町だが、「あたりまえをたやさないまち」をコンセプトに、日本の原風景や人々の絆を大切にしている。杉本博文町長は「小さな社会だからこそ、人々が関わりあえる、相互扶助が生きるまちでありたい」と語る。

チケットは前売りでS席5,000円、A席3,000円、B席2,000円。公共交通機関でのアクセスも便利で、最寄り駅からシャトルバスも運行予定だ。夏の夜に、伝統と現代が融合した幻想的な舞台を楽しんでみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000035317.html