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写真の未来を切り拓く!「Tempusgraph」が拓く新たな表現の地平線

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報道発表
プレスリリースより

写真の世界に革命が起きようとしている。東京・千代田区の東條會館写真研究所で、7月11日から9月15日まで開催される写真展「Tempusgraph_拡張する写真の地平」が、その先駆けとなりそうだ。

本展の主役は、写真家・外山リョウスケが発見・命名した独自の撮影技法「Tempusgraph(テンプスグラフ)」。これは、時間の姿を写し取る画期的な手法で、写真表現の新たな可能性を切り開くものとして注目を集めている。

展示では、カメラオブスキュラやレンズの歴史を辿りながら、写真の原点である「光の現象」に立ち返る。来場者は、アリストテレスや墨子の光学的観察を再現した展示を通じて、人類が光と像に驚嘆した瞬間を追体験できる。

特筆すべきは、展示空間全体が時間旅行のような体験を提供すること。最上階から始まり、各フロアを降りていくにつれて、写真技術の進化と共に時代を遡る構成となっている。これにより、視覚表現の歴史を体感しながら、AIの台頭で揺らぐ現代の写真表現の在り方を考察する機会を得られる。

また、本展に合わせて、Galerie GEEK/ARTでは外山リョウスケの作品展「Tempusgraph_二十四節氣:Colors of Time」も開催。両展を巡ることで、Tempusgraphの魅力をより深く理解できるだろう。

さらに、8月30日には外山リョウスケ本人による暗室体験イベントも予定されている。Tempusgraphの制作過程を間近で見られる貴重な機会だ。

写真の過去と未来が交差する本展。AIや最新技術に押されがちな「アナログ」な写真表現が、むしろ新たな地平を切り開く可能性を秘めていることを、身をもって体験できるはずだ。写真愛好家はもちろん、アート、科学、歴史に興味がある人にとっても、見逃せない展示となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000115847.html