宮崎出身の華道家・杉山歩が語る、故郷と創作の原点 ― YUGEN Gallery FUKUOKAで個展開催


現代アートの世界で注目を集める華道家・杉山歩の個展「Breatheborn」が、2025年6月28日から7月10日までYUGEN Gallery FUKUOKAで開催される。本展に先立ち、杉山の独占インタビューが公開された。
宮崎県出身の杉山は、故郷の風土と華道の美学を融合させた独自の作品世界を築き上げてきた。「Breatheborn」というタイトルには、「呼吸」と「誕生」を掛け合わせた新たな生命力の表現が込められている。
インタビューでは、杉山が宮崎で培った創作の原点や、「Breatheborn」に込めた想いが語られている。展覧会の世界観をより深く理解するための貴重な機会となるだろう。
注目すべきは、展示初日の6月28日に開催される特別イベントだ。杉山によるいけばなライブパフォーマンスが行われ、アンビエント音楽とともに華道の世界を体感できる。パフォーマンス後には、杉山自身によるトークイベントも予定されている。
杉山は2014年から東京でモデルとして活動を始め、2018年に一葉式いけ花の家元に師事。2020年からはアーティストとしての活動を本格化させ、数々の受賞歴や展覧会開催を重ねてきた。2025年2月からは活動名を「ruteN」から本名の「杉山歩」に変更し、新たなステージへと踏み出している。
YUGEN Galleryは、株式会社ジーンが運営する現代アートギャラリーだ。東京と福岡にオフラインギャラリーを持ち、オンラインでも作品販売を展開している。今回の杉山歩個展は、同ギャラリーが注力する日本の現代アート作家のプロモーションの一環として位置づけられる。
現代アートと伝統文化の融合、地方出身アーティストの躍進など、日本のアートシーンの新たな潮流を感じさせる展覧会となりそうだ。アート愛好家はもちろん、新しい表現に興味を持つ人々にとっても、見逃せない機会となるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000460.000074187.html