ベトナム料理好きや旅行好きに朗報だ。まえだなをこ著のコミックエッセイ『おいしいベトナムひとり旅』が2025年7月1日に発売される。本書は、2024年に好評を博した『おいしい台湾ひとり旅』の第2弾として登場する。

ダナン、フエ、ホイアン、ニャチャン、ホーチミンを巡る11日間の旅と、弾丸ハノイ滞在編を収録した本作は、ストリートフードから宮廷料理まで、ベトナムの食の魅力を存分に伝える内容となっている。著者のまえだなをこさんは、「読んでいる人がベトナム旅行に行ってきた気分になってくれたらいいな」と語り、読者を一緒に旅している気分にさせる工夫を凝らしている。

本書の特徴は、単なるグルメガイドにとどまらない点だ。ホテル選びや市場の歩き方など、旅行者にとって実用的な情報も盛り込まれている。さらに、現地で役立つベトナム各地の名物料理表や旬のフルーツカレンダーなど、充実したコラムも収録されている。

注目すべきは、登場するベトナム料理には、ベトナム語表記、ルビ（読み方）、日本語の説明が付いている点だ。これにより、現地で実際に注文する際にも役立つ実用的な一冊となっている。

紙版は本文モノクロ、電子書籍版はフルカラーとなっているため、購入の際には注意が必要だ。定価は1200円（＋税）で、Amazonなどのオンライン書店で予約受付中。ベトナム旅行を計画している人はもちろん、自宅でベトナムの食文化を楽しみたい人にもおすすめの一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001366.000026633.html