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歌舞伎町に春画が舞い降りる!? 能舞台で楽しむ江戸の艶文化

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

新宿歌舞伎町の中心に位置する「新宿歌舞伎町能舞台」で、2025年7月26日から9月30日まで「新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ『わ』のひととき。」が開催される。この展示会は、江戸時代の春画約100点を一堂に集めた貴重な機会となる。

展示される作品は、浦上蒼穹堂代表・浦上満氏のコレクションから厳選されたもので、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳など、江戸時代を代表する浮世絵師たちの作品が含まれる。浦上氏は春画の魅力を国内外に発信する第一人者として知られ、2015年に東京・永青文庫で開催された日本初の「春画展」の実現にも尽力した人物だ。

会場となる新宿歌舞伎町能舞台は、アートディレクターの林靖高(Chim↑Pom from Smappa!Group)によって、本舞台や橋掛り、客席を含めた全面的な展示空間として生まれ変わる。ネオンきらめく歓楽街の中心に位置するこの会場で、江戸時代の文化と現代のエネルギーが交差する独特な体験が期待できる。

春画は単なる性的描写ではなく、江戸時代の人々の日常生活や文化、想像力の遊び場としての側面も持っていた。本展では、そうした春画の多面的な魅力に触れることができる。また、漢詩や和歌、古典文学を題材にした作品も多く、知的好奇心を刺激する内容となっている。

チケットは早割1900円(2025年7月25日23:59まで)、一般2200円。18歳未満は入場不可となっているため注意が必要だ。また、本展は日時指定予約制を導入しており、オンラインサイトからの事前予約が推奨される。

歴史と現代が交錯する歌舞伎町の中心で、日本の伝統文化に触れる貴重な機会。江戸時代の艶やかな文化に浸りながら、新たな「わ」の世界を体験してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000245.000038948.html