文楽人形がスケボー!? PARCOグランバザールが斬新なCMで話題沸騰


パルコが7月11日から開催する「PARCO GRAND BAZAR」が、斬新なCMで注目を集めている。今年のグランバザールは、8月上演予定の三谷幸喜氏による新作「人形ぎらい」とタイアップ。CMでは、なんと本物の文楽人形がスケートボードに乗って街を駆け抜ける姿が描かれている。
CMの主役は、万年憎まれ役の文楽人形"陀羅助"。普段は主役が着る着物に身を包み、スケボーで街中を颯爽と駆け抜ける。文楽の次世代を担う人形遣い・吉田一輔氏らによる三人遣いの技と、最新の3D技術を駆使した映像処理により、まるで人形が生きているかのような躍動感あふれる映像が完成した。
さらに注目すべきは、TikTokで公開される「AIR DARASUKE」エフェクト。このARフィルターを使えば、誰でも自分の周りで陀羅助を操れるようになる。街中や自宅のテーブル、ペットの背中までもがジャンプ台に早変わりし、陀羅助がトリックを披露する様子を楽しめるという。
また、グランバザール期間中には「LUCKY CHANCE」と題したハズレなしの抽選会も開催。PARCO商品券10万円分やヒルトン沖縄宮古島リゾート宿泊券など、豪華賞品が当たるチャンスだ。
8月16日からはPARCO劇場で「人形ぎらい」の公演も予定されている。三谷幸喜氏が描く、文楽人形による文楽人形の物語。主人公の陀羅助が、いつも脇役ばかりの自分の境遇に不満を爆発させ、劇場を飛び出すという斬新な設定だ。
伝統芸能とポップカルチャーが融合した今回のキャンペーン。パルコの新たな挑戦に、多くの人が注目している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003395.000003639.html