「推し」の美術品に出会える!逸翁美術館で「あの作品に会いたい」展が開催


美術ファンにとって待望の展覧会が、大阪府池田市の逸翁美術館で開催される。2025年9月27日から11月30日まで行われる「あの作品に会いたい!~推しの作品、紹介します~」展は、教科書や映像でおなじみの名作を一堂に集めた、見逃せない企画だ。
逸翁美術館は、阪急阪神東宝グループの創業者である小林一三の収集品を中心に、5,500件もの美術工芸品や約22,000枚の歌舞伎関連資料を所蔵している。今回の展示では、その中から特に人気の高い作品が選りすぐられて展示される。
展示の目玉の一つは、教科書でもおなじみの豊臣秀吉の肖像画だ。戦国時代の三英傑として知られる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の中でも、秀吉の肖像は特に印象深い。この展覧会では、そんな歴史的な名品を間近で鑑賞できる貴重な機会となる。
また、展覧会に合わせて様々な関連イベントも開催される。11月15日には「美意識の下克上 ―桃山文化」と題した鑑賞講座が行われ、阪急文化財団の上席学芸顧問である仙海義之氏が講師を務める。10月18日には担当学芸員によるギャラリートークも予定されており、作品への理解をさらに深められるだろう。
さらに、館内にある椅子式の茶室「即心庵」では、展覧会期間中の日曜日に呈茶が行われる。表千家同門会大阪支部の先生方による本格的なお点前を、気軽に楽しむことができる。
入場料は一般700円、学生500円(高校生以上)、中学生以下は無料。阪急宝塚線池田駅から徒歩10分という好アクセスの立地も魅力だ。美術愛好家はもちろん、歴史や文化に興味がある人にとっても、見逃せない展覧会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002352.000005179.html