2025年の大阪・関西万博に向けて、アートの力で社会を変える。そんな野心的な取り組みが、この夏大阪で実現する。「Study：大阪関西国際芸術祭 2025」の一環として開催される国際シンポジウム「Study Meeting：アート＆インパクト、我々（地球）はどこへ行くのか」の詳細が明らかになった。

7月21日と22日の2日間、大阪国際会議場（グランキューブ大阪）で開催されるこのシンポジウムは、アート、サイエンス、テクノロジー、人類学など、多様な分野の専門家が一堂に会する。彼らが目指すのは、地球規模の課題に向き合い、次世代の社会像を描き出すこと。まさに、分野を超えた「超学際的」な対話の場となりそうだ。

注目すべきは豪華な登壇者陣。北極冒険家の荻田泰永氏、前滋賀県知事の嘉田由紀子氏、写真家の畑祥雄氏など、各界の第一人者が名を連ねる。彼らの知見が交差することで、どんな化学反応が起きるのか。期待が高まる。

このシンポジウムは、同時期に開催される国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」と連動している。このフェアには、アジアを中心に60以上のギャラリーが参加。日韓国交正常化60周年を記念する国際的な芸術イベントとして、クリエイティブ・エコノミーの発展も視野に入れている。

「Study：大阪関西国際芸術祭 2025」は、アートを通じて社会課題にアプローチする世界最大級のアートフェスティバル。万博会場を含む大阪一帯で展開され、24の国と地域から93組のアーティストが参加予定だ。芸術の力で、大阪から世界に向けて新たなメッセージを発信する。

アートが社会に与えるインパクトとは何か。人類はどこへ向かうのか。この夏、大阪で繰り広げられる知的冒険に、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000028825.html