東大阪の工場がアートの舞台に!「アーティスト・イン・ファクトリー2025」参加者募集開始


東大阪市の「まち工場」が、アーティストの創作活動を支援する画期的なプロジェクト「アーティスト・イン・ファクトリー東大阪2025」の参加者募集が始まった。このプロジェクトは、大阪府・大阪文化芸術事業実行委員会が実施する大阪文化資源魅力向上事業の一環として行われる。
プロジェクトの目玉は、東大阪市内の10社のまち工場がアーティストの制作拠点として開放されること。アーティストは、工場の価値観や働く人々の感情、社長のビジョンを「Vision Art」として表現する。さらに、SDGsの観点から工場内の廃材を活用したアップサイクルアートの制作も行う。
参加アーティストには、滞在先の工場から20万円(税込)の制作支援金が支給される。また、2025年11月に開催予定の「こーばへ行こう!」というオープンファクトリーイベントでの作品展示も予定されている。
応募資格は、主に芸術分野で表現活動を行っている方であれば、国籍、年齢、プロアマ問わず誰でも可能。募集期間は2025年6月27日から7月31日まで。選考は書類審査と面談を経て、最大10組のアーティストと工場のマッチングが行われる。
このプロジェクトを通じて、東大阪のまち工場で生み出される「Vision Art」が、工場の想いを社内外に伝える力となり、東大阪独自の文化資源として成長することが期待されている。アートと産業の融合による新たな文化観光コンテンツの誕生に、注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000068880.html